【子供料理の教え方シリーズ】子供が火を使って料理します!やけどを防ぐ大切な5つのポイントとは?

包丁。火。洗剤で食器を洗う。
小さい子がやりたがるけど、大人はなるべくやらせたくない料理の仕事Best3ではないかと思っているふくふくです。

包丁は、手を切る予感しかしないし、
火は火傷をする予感しかしない。
食器洗いはちゃんと洗えるのか不安すぎる…。

親として、やらせたいけどどう教えたらいいのか、とても悩む作業ですよね。

私が運営している子供料理教室では、幼稚園児さんから火を使っていきます。
火傷は見守る大人が最大限に気をつけてあげなければならないので、とても神経をすり減らす作業ではあります。
しかし、子供自身に、「火の危険性と扱い方」を教えるのが、生きる上でとても大切な事だと考えていますので、スタッフ一丸となって見守っています。

包丁の使い方でもお話ししましたが、火を扱う時も、大切なのは、「危険性と安全な使い方を子供がわかるようにあらかじめ教える事」です。
教えたら、子供は自分で火傷しないように気をつけるものです(なので、言葉の理解が十分ではない小さなお子さんにやらせるのは危険を伴うことをご承知おきください。ご自宅での怪我等に関しまして、ふくふくでは一切の責任は負えません)。

包丁よりも、大人が見守る際に気をつけるべきポイントがたくさんありますので、この記事では「子供への教え方」と同時に「大人の側の見守りポイント」についてもお教えします。
熱源は、家庭用のガスコンロを想定していますが、IHでも基本は同じですので、ご家庭で教えることをイメージしながらチェックしてみてくださいね。

子供が料理で火傷をしないために用意すべき一番大切なものとは?

ここで、一番はじめに用意すべき“意外なもの”をご紹介します。
その“意外なもの”とは…。

子供の身長に合った踏み台です。

フライパンに指がつくくらいの高さとは、これくらい。小学生も同じです

しかも、台に立ち上がった時に、指の先がフライパンに届くくらいの、けっこう高めの踏み台をご用意いただきたいのです。

フライパンや鍋の中に入った食材を混ぜたり炒めたりする時、肘から手首までの部分が鍋のふちに当たってしまい、火傷をするケースが非常に多いことから、上から混ぜる形にした方が安全なのです。
こうすると、中の食材がよく見えるため、不必要に顔を近づけて鍋を覗き込む必要がなく、その点でも安心です。

しかし、ガスコンロというのは五徳があるおかげで、調理台よりも高い位置にありますよね。
さらに、五徳の上に鍋を置いて、その鍋を上から見下ろすくらいの高さになりますので、小さいお子さん用にはかなり高さのあるものになります。
ご家庭に利用できそうな高さの台、何かございますか?

子供料理教室ふくふくでは、幼児クラスのお子さんにはダイニングテーブルのベンチを使っています。
これだと幼稚園児さんにちょうどよい高さになるようです。
上り下りの時は高さがありますので、鍋の持ち手が引っかからないように奥側に回してあげて、手を添えて上り下りさせるようにしてあげてくださいね。

小学生クラスの、特に低学年のお子さんには、幼児用のステップとして市販されているものを使っています。
小学生になるといろんなことに注意できるようになり、危険性がぐっと減りますが、さらに怪我のリスクを減らすために、踏み台は用意してあげた方がいいと思います。

身長は個人差がありますので、年齢で判断せず、実際に調理台の前に立たせてみてピッタリの高さのものを用意してあげてほしいと思います。

子供が料理で火傷をしないために子供に教えてほしいポイント・5つ

お子さんの身長に合った高さの踏み台が用意できたら、いよいよお子さんに火の使い方を教えます。
火の使い方を教える時も、包丁の使い方を教える時のように、一つずつ危険性を確認して、安全な使い方を教えてあげる必要があります。
お子さんと一緒に確認すべきポイントはこちらです。

  • 火がついた鍋は触ってもいいのかな?
  • もし間違えて、熱い!ってなっちゃったら、どうしたらいいのかな?
  • 火の消し方と火のつけ方
  • 火を消した後の道具の置き場所を確認しよう
  • 火を使う時は必ず大人と一緒にすることを約束しよう

それぞれ、詳しく解説していきます。

①火がついたお鍋は触ってもいいのかな?

子供は、料理の究極の初心者です。
ですので、基本中の基本の事柄も一度はしっかり教える必要があります。
それも、子供自身が気がつくような聞き方で確認してあげてください。

親「今から火をつけるんだけど、ここで問題。火がついたら、お鍋、触ってもいいんだっけ?」
子「ダメ!」
親「なんで触ったらダメなんだっけ」
子「やけどしちゃうから!」
親「そうだよね、熱い!ってなって、痛くなるといけないから、触っちゃダメなんだよね」(よーしよしよしよし)

これで、子供は自分で“熱い鍋を触ったら火傷をして痛くなる”ことを確認できました。
これが、まず大事なんです。
お子さんが小さな頃は、火を使う前に何度か同じやり取りをして、確認するのがいいと思います。

②もし間違えて、熱い!ってなっちゃったら、どうしたらいいのかな?

流水で冷やしましょう

これも、知っているようで知らないお子さんが意外と多いです。
答えは、すぐに水で痛くなくなるまで冷やす、ですよね。

子供は、危険があると思えば自分で気をつけて、集中して作業をするものです。
でも、集中するあまり他への注意がおろそかになり、うっかり火傷をしてしまうことがあります。
ミスをしてはいけないものだと思い込んでいるお子さんは、火傷のことを隠しがちです。

隠さずに、ちゃんと応急処置すればひどい火傷にはなりにくいこと、それから、大人だってミスはあるから大丈夫だよ、と聞いて安心していれば、子供は間違って火傷しちゃった、とちゃんと伝えてくれるものです。

熱いと思ったらすぐ冷やす、痛いうちは冷やし続けることを教えてあげましょう。

※ひどい火傷の場合はすぐに病院に行く必要がありますので、火を使う時には必ずお子さんのそばにいて、目を離さないようにしましょう。
目安としては、お子さんの手のひら大以上の火傷は緊急性が高いと言われています。迷う場合には病院に行くことをおすすめします。

ミスは誰にでもあります。
隠さず、周りに相談できる力は、将来大人になってからも必ず役に立つ、「非認知能力」というスキルの一つです。
料理を通して、お子さんの人生に役に立つスキルを育ててあげましょう!

☆子供料理教室ふくふくが大切にしている非認知能力の育成についてはぜひこちらをご覧ください!

③火の消し方と火のつけ方

いよいよ火をつけます。
まずは大人が火のつけ方と消し方の見本を見せます。

ガス器具の場合、火がつくのを確認したくて火元に顔を近づけるお子さんがいますが、とても危険なので顔を近づけないように言ってから火をつけます。
究極の初心者であることを忘れずに、一つずつ教えてあげましょう。

火がついたら、必ず、消す方法をセットで見せます。
火の始末、というように、はじめと終わりを教えましょう。

子供料理教室では、お子さんに火の扱い方を教える場合、火の消し方からやらせます。
大人が火をつけて、じゃあ消してみよう、というように、はじめに消すことを実践してもらいます。

これによって、次に火をつける練習をするときに、特にガスの場合、火がつかなかったときにはすぐにつまみを戻す、という大切な動きが理解でき、ガス漏れの危険性が減るからです。
IHの場合でも、鍋の種類が合わなくて音が鳴ったとき、慌てずにスイッチを切ることができますので、まずは消すことを教えてあげてくださいね。

火のつけ方は、器具によって違いますので、それぞれのつけ方を教えてあげてください。
小さなお子さんだと、つまみタイプのガス器具の場合は力が足りなくてなかなか火がつかないことがあります。
その時は、まず大人がつまみを持って、上からお子さんにつまみを持たせて、お子さんのタイミングに合わせて大人が力を添えて火をつけさせると、成長に伴ってだんだんできるようになりますので、やってみてください。

④火を消した後の鍋や調理器具の置き場所を確認しよう

調理後の動きにも注意しないといけません。
調理中、とても集中していて、火を消した後、できた!とホッとしたお子さんが急にハイテンションになってしまうことがよくあるのです。

例えば、熱いトングを持ったまま踏み台の上から飛び降りようとすることです。
ハイになるのは、お子さんの中で大きな自信が生まれた証拠でもあるので、喜ばしいことですが、大人としてはヒヤッとしますよね。
最後の最後で「危ないっ!」と叱らなくても済むように、調理後のことも子供たちとあらかじめ相談しておきましょう。

まず、火を消しても鍋や具は熱いことを伝え、台を降りて火から離れるまでは危ないよ、と伝えます。
使っていたトングやおたまもまだ熱いので、静かに置くことを伝えましょう。

そして、火を消した後は、鍋の取っ手がお子さんに引っかからないように後ろに回すか、大人がおさえておきます。
そして、調理器具を置く場所を「ここに置いてね」と伝えて置かせます。
そうしたら、危なくないように台から降りてもらいましょう。

危険がない場所まで行ったら、お子さんのがんばりをたくさんたくさん褒めてあげてくださいね!
きっと、とても嬉しそうなキラキラの笑顔を見せてくれることでしょう!

⑤最後に、火は大人と一緒に使うことを約束させます

ここまででお子さんは、「自分はもう料理できる!」と、かなり自信をつけているのはないでしょうか。
ここで、それでも火は一人では使わないことを約束させるのが、火事や火傷を防ぐためにはとても大切です。

親「よく最後までできたね。がんばったね。火、熱かった?」
子「うん、すごく熱かった!」
親「そうだね、熱いよね。火はお料理するには便利だけど、もし火傷しちゃったり、火事になったら、怖い気がしない?」
子「火事は絶対嫌だよ、お家がなくなっちゃうもん!」
親「そうだよね、私も絶対嫌だよ。〇〇ちゃんが怪我をしても嫌だよ。だから、火を使う時は必ず、誰か大人の人に言って、一緒にやってほしいんだけど、約束してくれる?」
子「わかった。次にまた料理する時は、一緒にしようね!」
親「ありがとうー!!また一緒にお料理しようね!」(よーしよしよしよし)

火は、扱い方によってはとても危険なものであることを伝えて、子供としっかり約束してください。
自分に自信をつけたお子さんなら、きっと素直に受け入れてくれると思いますよ。

子供が料理をする時の大人の見守りポイント・5

ここまでお子さんへの教え方を中心にお伝えしてきました。
ここからは、大人が注意してあげるべき5つのポイントをお話しします。

①やっぱり大切、お子さんの身長に合った踏み台を用意しよう

まずは、一番はじめにお話しした、“お子さんの身長と台の高さにあった踏み台を用意してあげること”です。

お子さんの身長に合った台を用意してあげれば、基本的には火傷の危険性はかなり減っているはずです。
あとは、鍋やフライパンをひっくり返さないように気をつけるだけ…と思いきや、ここで一つ、盲点になりやすい火傷ポイントがあります。

②子供の空いている方の手の動きに気をつけよう

注意したいポイント、それは、”空いている方の手で鍋を触らないようにする“ことです。特に、鍋やフライパンの持ち手の付け根部分には注意が必要です。

付け根の金具部分は、火に近く、非常に高温になりますよね。
子供は鍋の中の具材に集中しているため、持ち手をつかむつもりがうっかり付け根部分を持ってしまうことが多々あります。

見守る大人は具材を見つつ、子供の手の動きに注目します

私達、子供料理教室のスタッフは、常に何も持っていない方の手の動きに注意しています。
何も持っていないと、つい鍋の縁を素手で持ってしまうことがあります。
触ってはいけないとわかっていても、です。
一方に集中していると、片方は忘れがちなのが小さな子供の特徴でもあるので、そこは大人が気をつけてあげましょう。

そんなうっかり火傷の予防のためには、“持ってもいいところをはじめから持たせておく”ことです。
例えば、フライパンの持ち手のところを、「根元のところは熱いから、この黒いところは持ってもいいよ」と持たせてしまう。
持ち手が小さい両手鍋の場合は、菜ばしとおたまなど、両手に使いやすい道具を持たせてしまう、などが考えられます。

両手に道具を持たせた場合、フライパンの長い持ち手が子供に引っかからないように、大人が持っておいてあげるなど、子供が調理に専念できる安全な環境を整えてあげてくださいね。

③子供が料理に入る前に身支度を整えてあげよう

洋服や髪の毛が火の近くにいかないようにしてあげるのは、大人の役目です。

すそやそでがヒラヒラした洋服はとてもかわいいものですが、火がついたり、鍋に引っかかりやすく、調理の際には大変危険です。
長い髪の毛も、前に垂れたときに火がついたり、鍋の中に入ってしまい熱い汁で濡れてしまうととても危険ですよね。

お子さんが調理に集中した時、なかなか服のことまでは気が回らないものですから、そこは大人が安全なように、着替えさせるなどの準備をしてあげるべきです。
エプロンをする、髪を結んで前に垂れないようにする、そではまくってしまったり、ゴムで留めるなど、身支度についてはどうぞ工夫をして、安全なようにしてあげてくださいね。

④鍋の取っ手の向きを回して調整しよう

火を使った調理で意外と危ないのが、フライパンや鍋の取っ手にぶつかってしまうこと、です。
子供は小さいので、鍋がひっくり返ると中に入っている熱い汁などを頭からかぶってしまい、大変危険です。命に関わることもあります。

ですので、調理中も調理後も、近くを子供が通った時に取っ手が引っかからないよう、ぶつからない方向に回しておくといいです。
また、兄弟がいる場合、「今は火を使ってて危ないから近くで走ったりしてはいけない」ことをちゃんと話して、全員が安全に過ごせるように気をつけてあげてくださいね。

⑤重い鍋を動かすのは子供に力がついてからにしよう

大人には簡単なことも、成長途中の子供には物理的に無理なことがあります。

例えば、お湯がたくさん入った重い鍋をシンクまで運ぶこと。
力のない女性が重いポリタンクを運ぶとフラフラしてしまうのと同じことで、できないものはできないのです。根性ではどうにもなりません。
子供がやればできることは、どんどんやらせてあげますが、物理的にできないことは大人がやってあげるべきです。
今できなくても大きくなったらできることを伝えて、そういうことは誰かにお願いするのも大切だと教えてあげましょう。

もし、違う方法で求めるゴールにたどり着けるなら、アイディアを出し合ってみるのは大変いいことです。
例えば、鍋で野菜を茹でてざるにあげる時、大人なら鍋をひっくり返してざるにお湯ごとあけます。
これは、力のない子供にはとても難しく、また、大きな火傷の心配がある方法です。
だったら、長いトングで野菜をはさんで持ち上げ、お湯が垂れなくなってからざるに出すとか、あみじゃくしですくってざるにあげる方法にすれば、子供でもできると思いませんか?

子供が自分で安全にできる方法を、大人も子供も一緒に考えるのは脳を使うトレーニングにもなります。
料理を通して、将来に役立つ力が身につくなんて、一石二鳥ですね!

子供は料理を通して火の怖さ、便利さを知ることができます

いかがでしたか?

火の扱いは、確かに危険なものではありますが、だからこそ、安全に使う方法を子供には教えておきたいものです。
危険の少なくなる方法をぜひ取り入れて、安全に、楽しく、お子さんの良い体験をどんどん増やしてあげてほしいなと思っています。

将来の「生きていく力」が、子供料理を通して育っていきますように。
他にもお役にたてる記事をご紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね!


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