自宅教室は儲かる?どんな種類があるの?自宅教室の疑問を徹底解説

いつか、自宅で教室を開いてみたい、好きなことを仕事にして収入を得ていきたい、そう思っているならやってみるべきです!

実際に、自宅で料理教室を開催し、新聞や雑誌に取り上げられ、「予約が取れない料理教室」として運営してきた私が、自分の体験から、自宅教室を運営するメリットとデメリットについてお話しします。

同時に、実際に自宅教室を開催するにあたり、気になる収入面ではどうなのか、経験者だからこその体験談もお話しできるかと思います。

また、開業するのに必要な資格は?届出関係は?という始める前に気になる部分についてもお話しします。

全て、私が自分で悩み、調べて、体験してきたことになりますので、あなたのお役にも立てると思います!
ぜひ最後までお読みくださいね。

自宅教室にはメリットがたくさん!

早速ですが、実際に自宅で料理教室を開催してきた私の実感として、『自宅教室にはメリットがたくさんあるからやってみた方がいい!』というのが結論です。
自宅外にスタジオを持とうかと検討したこともあったのですが、比較検討してみると、自宅教室を開講する方が多くのメリットがあることがわかりました。

軌道に乗るまでは自宅で教室を運営する方が、リスクを少なく成功までの道を進むことができます。

以下でどんなメリットがあるかを詳しく解説します。

固定費が少ない

まず、自宅を会場にするということで、毎月出ていく固定費があまりかかりません。

そもそも自宅なので、店舗分の家賃がかかりません。
場所によりますが、人がたくさん集まる場所にスペースを借りようと思うと、毎月数万円、下手すると10万円以上かかることがあります。

家賃以外にも、敷金礼金、水道光熱費、共益費など、お客さんが来ても来なくてもかかってしまう費用が膨大です。

私の経験上、告知を始めて稼働してから、お客さんが集まり始めるまでに、3ヶ月以上かかります。
その間、お客さんが来なくても、予定を組んで、お店を開けておかなければなりません。

すでにブランド力があり、知名度があって、すぐにでもお客さんが来てくれる保証があれば問題はないのかもしれません。

しかし、これから始めようと思う方にとっては、お客様が集まり始めるまでの3ヶ月〜半年程度、家賃等の固定費がかかりすぎるとそれだけで継続が難しくなります。

じゃあ半年間分の費用を貯金しておけば安心なのでしょうか?
それもそうですが、今の生活から半年分の固定費を貯金に回すとなると、スタートまでが遅くなります。

何年かかりそうですか?
その間に、出店予定だった場所が契約されてしまうかもしれないし、競合が同じエリアにできて、チャンスを逃してしまうことがあります。

だから、スタートを早く、まず告知を始められる、自宅を使った教室開業が非常に有利なのです。
やりたいと思った時が始めどきです。
今できることは何か?を考えて、小さい第一歩「スモールステップ」をスタートさせましょう。

通勤の時間がかからない

子育てしながら働くときに、通勤時間がかかるのは多くの場合、デメリットになります。

子どもが帰ってくる時間には家にいたいと思うけれども、仕事が終わってから1時間かけて帰宅するとなると、どうしても遅くなってしまい子どもに寂しい思いをさせてしまう、そんな罪悪感を感じているママは多いです。
保育園でも毎日最後は我が子、ということで、それがかわいそうだったと飲み会の場で涙を流す人を私は見てきました。

もっと働きたいけどお迎えの時間を考えると帰らなければならず、仕事と子育てのバランスに悩んでいる方もいるかもしれません。

子どもの具合が悪くなってお迎えにいかなければならない、という時も、子どもを待たせなければならず申し訳ない思いを抱えてしまうママも少なくないのではないでしょうか?

自宅で仕事をする場合、通勤時間がかかりません。
自宅の近くの園に子供を預けていれば、仕事が終わってさっと迎えに行けるし、小学生になると、子どもが帰ってくる時間には仕事をしながらでも家でおかえりと言ってあげられます。

ちょっとしたことですが、子どもを自宅で迎えてあげられるのは、親子がお互いにホッとする時間になり得ます。
「今日どうだった?」と、子どもの様子に気を配ることもできるので、何かトラブルがあったのかな、元気がないな、ということにも気がついてあげやすくなります。

子育て中のママが仕事をする中で、子供と向き合う時間がとりにくい、ということは、自宅教室の開業でかなりの部分が解消できます。
通勤時間ゼロの自宅教室は、子育て中の主婦が仕事をする上で大きなメリットなのです。

自分の都合に時間を合わせられる

自宅教室の場合、家族の都合に合わせてレッスンの日程を組めばいいというのもメリットです。

例えばパン屋さんなどのお店を開店する場合、多くの方は、休業日が固定です。
土日はお客様が多いのでお店を開ける、と一度決めてしまうと、その日に子どもの運動会などがあっても休みにくくなります。

自宅以外の場所で開業するということは、お店を開けていても閉めていても固定費がかかり続けますから、なるべく長くお店を開けて収入を確保するというのが必要になります。
新規のお客様を逃さないという意味でも、行ったら閉まっていたという状況は避けなければならず、自然と長時間、お店にいなければならないということになります。

それに比べて自宅教室は、基本的には予約制、または曜日や時間を固定して運営していくことになります。
多くの自宅教室を運営している方は、プライバシー確保の面から、予約をしてくれた方にだけ教室の場所を教えるというのが普通です。
ですので、予約が入っていないときもお店にいなければならないということがありません。

逆にいうと、この日は予定があるから仕事をしない、と、こちらの都合で仕事の時間をコントロールできるということでもあります。

予約を取らなけれないいのです。

そういうことからも、自宅教室という形で起業するのは、子育て中の方が仕事をする上で非常に大きなメリットとなります。

開業時の資金が少なくて済む

固定費が少ないことと似ていますが、教室開業時の初期費用が少なくて済むというのも大変大きなメリットです。

一般的に、新規にお店を開業しようと思うと、不動産屋さんとの敷金・礼金のやり取りや保険加入にお金が出ていきます。
しかも住居用の契約ではなくて事業用の契約になるので、額がかなり大きくなってしまいます。

他にも、内装のリフォーム代などにかなり大きな金額がかかります。
お店の雰囲気は重要ですので、イメージ通りに作るとなると、インテリアの専門家や工事業者さんなどとの契約自体でお金が出ていきます。

他にも、テーブルや照明、備品や食器類など、仕事の内容に応じて揃えるべき備品関係も一から入れなければなりません。
開業までの間にも、家賃などの固定費もかかりますので、はじめに出ていくお金が大きいのは想像できるかと思います。

私も一度、お店を持とうかと検討したことがありますが、諸々の金額を見積もりで出してもらったときに、自宅教室の有利さやありがたさがわかりました。

手元の資金で用意するにせよ、どこかからお金を借りるにせよ、まだ成功するかどうかもわからない段階で大きなお金を使うというのは、リスクです。
初めは小さく始めて、いけると思ったら拡大すればリスクは小さくなりますので、まずは自宅教室という形で始めるのが本当におすすめです。

自宅教室でよくあるトラブルと対策法とは?

ここまでメリットを述べてきましたが、いかがでしたか?

ここまで7年間、自宅で教室を運営してきた私から見てのデメリットとして、自宅教室でよくあるトラブルについてもお話しします。
私がとった対策法についても併せて書きますので、ぜひ参考にしてみてください。

自宅教室の場所が分かりにくい

私の自宅は、新興住宅地にあり、まだカーナビやGoogle マップに住所を入れても出てきません。
ですので、新規のお客様には近くの公園を目印にお越しいただき、そこからお電話をちょうだいして私が走って迎えにいく、ということをしています。

それで対応できればいいのですが、中には「公園がわかりません」というお客様もいて、そうなると、レッスンのスタートが遅くなったり、時間通りにお越しいただいたお客様を待たせてしまう、ということがありました。

これが、「〇〇駅前の一番大きなビルの3F」など、誰にでもわかる場所であれば解決するのになあ、と思ったことはあります。

この問題に対しては、新規のお客様には「教室の場所が非常にわかりにくい場所にありますので、ご不安な場合はレッスン開始時刻の10分前を目安にお越しください」と、ご予約時の案内メールに記載するようにしています。
そうすると、本当に心配な方はレッスン日よりも前に下見に来てくださるようになり、当日はスムーズにレッスンをスタートできるようになりました。

もし、ご自宅がちょっとわかりにくい、住宅地の中にある方は、事前に場所の目印や道順、早めに来てもらうように案内をするなどの対策をとってみることをおすすめします。

※ただし、ホームページなどに写真等を載せる場合は不特定多数の人に場所を特定されないように、背景が映り込まないようにするなど気をつけた方が安心です。
予約をしてくれた生徒さんだけに教える方がいいと思います。

自宅教室の看板を出せないことがある

お住まいの地域によっては、教室の看板を出してはいけない、という条例やルールがある場合があります。

私の自宅教室のエリアもそうで、大きな看板を出してはいけないというルールがあるので、これまで看板は出してきませんでした。

看板があると、通りがかった方にも「ここに料理教室があるんだ」と知ってもらえて、近隣からの集客が期待できるのでもったいないのはあるのですが、自宅だからこそ、これからも住む場所でトラブルにならないように、ルールは遵守しなければなりません。

お住まいの地域がどうなのかは、市役所などに行って聞いてみるのが一番です。
また、住宅を購入する時に、土地の販売業者さんや住宅メーカーの営業担当の方に聞いてみるとよりはっきりしますので、これから住宅を建てる方は確認を忘れないでください。

ただ、看板がなくても集客は可能です。
これまで私は一度も自宅教室の看板を出していませんが、子どもの小学校のママ友にたまたま教室のことを話したら、友達同士で来てくださり、そこから口コミで近隣の方が来てくれるようになりました。

教室を開業したら看板を出さなければならない、ということはありません。
看板は、あなた自身ですので、機会があったら少しずつ地域の方に伝えていけば、集客につながっていきます。

マンションでの自宅教室は規約を確認する必要がある

私は今は戸建ての自宅で教室を運営していますが、スタートはマンションに住んでいる時から始めました。
ですので、マンションでの開業についてもお話しします。

マンションの場合、そのマンションによって規約が決まっています。
不特定多数の人が来てもOKかどうかは確認が必要です。
賃貸の場合は契約の際の利用規約をよく確認してください。
集合住宅ですので、自分だけでなく、住民の方に迷惑にならないように細心の注意を払ってください。

特に、自室の下にも住居がある場合、騒音が問題になることがあります。
教室で話題が盛り上がり、楽しく過ごすのは、運営側にとっては嬉しいことですが、大声でたくさんの人が話すのが毎日続くと、近所の方には迷惑ですよね。

ですので、あまり大声にならないようにレッスンの内容を運営側がやんわりコントロールする必要があります。
お子さん連れのレッスンの場合は、飛び跳ねたりしないようにレッスン日よりも事前にお知らせしておく方が安心です。

特に持ち家の場合は、トラブルによって住みにくくなってしまうと家族にも迷惑がかかってしまいます。
どんな生徒さんに来て欲しいのか、どんな方はお断りするのか、自分の望むライフスタイルをよく考えて、予約時にきちんと意識をしておくことがトラブルを防ぐためには必要です。

レッスンが終わった後の生徒さん同士のおしゃべりにも注意してください。

玄関ホールでずっとおしゃべりしていてうるさい、エレベーターの中でうるさい、など、住んでいる方から苦情が出るようになると教室運営にも支障が出ます。
下手をすると、問題が大きくなってせっかくの教室を閉めなければならなくなることもあるのです。

レッスン後はマンションから速やかに離れてもらうように、予約時とレッスン後に伝えて、なるべく住民の方との軋轢が生まれないように注意を払いましょう。

生徒さんの駐車場が足りない

これが私にとって一番大きな問題でした。
生徒数が増えてくると、自宅横の駐車場では足りなくなり、どうしようかととても悩みました。

はじめの頃は、生徒数は多くても2名だったので、我が家の車と併せて3台、自宅の横に停められたのですが、だんだん人気が出てくると、日数は増やせないので1回のレッスンの生徒数を増やすことになります。
その時に、駐車場の確保が大きな問題となったのです。

当時は新興住宅地で、月極駐車場もなく、一番近いコインパーキングは徒歩15分ほどかかるので、雨の時には子連れでいらっしゃるお客様に非常に申し訳ない気持ちでいました。
それでも来てくださるので感謝していましたが、駐車場がネックになって、お越しいただけない状況が1年近く続きました。

どうしてもの場合には、近所の友人宅の駐車場に停めさせてもらったこともありましたが、お客様にとっても緊張するようでしたし、万が一事故でも起こったら、近所の友人との関係にもヒビが入りそうでとても怖かったのを覚えています。

ですので、近所を散歩する時に駐車場を探したり、毎週のように不動産情報をチェックして、月極駐車場ができた時にすぐに契約しました。
お客様が増えてからの固定費なので、計算もできますし、安心してお客様を増やすことができましたが、駐車場がないことで集客に壁ができてしまうのは非常にもったいないことだと思います。

ご自宅が駅近であれば問題ないかもしれませんが、地方にお住まいで、車社会の場合、駐車場があるなしで集客の成功に密接します。
教室を始める前に、生徒さんの来場方法にはどんなものがあるか、もし車がメインであれば何台停められるのか、計算してみるのをおすすめします。

もし月極駐車場が必要な場合は、何台分借りて、その費用を賄うには何人のお客様にお越しいだく必要があるのか計算して、実現可能かどうかを確認してから契約するようにしましょう。
マンションの来客用駐車場を利用する場合は、毎回借りると問題にならないかどうかも含め、検討した方が無難です。

常に掃除が必要

自宅教室のデメリットとして、「家族の生活とつながっている空間である」ことがあります。

例えば、うちには3人子供がいますので、何もしなくても毎日部屋が汚れます。
掃除機をかけるのはもちろん、部屋のあちこちに本やおもちゃ、服などが落ちていますし、キッチンも、片付けないと食器があふれてしまいます。

そういうことで、レッスンを開催する前に、毎回必ず掃除・片付けが必要となります。

私の場合は、末っ子が家にまだいる間にいくら掃除をしても、幼稚園に行くまでにまた汚れるのが当たり前だったので、園に送り出してから掃除をするようにしていました。
そうなると、レッスン開始までの間、ものすごく忙しくなるのですが、ルーティンに組み込んで、掃除の時間を見越してあらかじめ準備をするようになりました。

掃除が苦手、という方にはこの辺りがデメリットかもしれません。

対策としては、お客様に見えない場所に、とりあえずの突っ込みスペースを作ることです。

子供が脱ぎ散らかした服を畳んでしまうのは、時間がない時には大変です。
とりあえず放り込んでレッスンが終わったらちゃんと片付ける、と決めて、一つ大きめの箱を用意しましょう。

そして、押し入れに入れて見えないようにすれば、いったんストレスは無くなります。

おもちゃも同様で、とりあえず放り込む箱をリビングに置いて、そこにぽいぽい片付けます。
お客様のお子さんにも自由に使ってもらうようにすれば、お客様もレッスン後、放り込むだけなのでお互いにストレスフリーです。

インテリア小物に関しても、ホコリを掃除するのは時間がないという場合には片付けてしまうという方法もあります。
汚れている状態でお客様に見せるよりは、シンプルにして清潔を保った方が印象はいいですよね。

同時に、お客様のお子さんがインテリア小物を触ると、壊される可能性もありますし、お客様にとっても冷や冷やしてしまって落ち着かない場合があります。
片付けてもかまわないのであれば、いったん他の場所に飾って、掃除をしやすい環境に整えるのも賢い方法です。

家族のホッとする場所でもある自宅ですので、教室の運営で家族に負担がかかりすぎないように、簡単に片付けられるシステムを考えて作ってしまうのもおすすめです。
ラベルを収納場所に貼って、見ればわかるようにすれば、常に片付いている部屋が手に入ります。

自宅教室を始めると常に掃除が行き届くようになるので、結果として家族が喜ぶ家になった、ということもたくさんあります。
あまり神経質にならず、簡単に片付けられる仕組みを作ってみてはいかがでしょうか。

自宅教室は儲かるのか?

さて、自宅教室って儲かるのか?という疑問があるかと思います。

私がやってきた実感で言うと、「自宅教室はやり方を間違えければ儲かる」と思います。

なぜなら、固定費等の費用を抑えることができるので、売り上げが直接利益に結びつきやすいからです。
これがお店であれば、売上から引かれる費用が大きいので、忙しい割に収入は少ないと言うことになるのが多いので、やはり長時間働くことになる場合が多いです。

収益は、費用と収入のバランスで生まれますので、費用がかからない自宅教室は儲かりやすいのです。

やり方を間違えなければ、と言うことですが、間違えないためには、自宅教室を実際に運営して成功させた経験のある人から学ぶのが一番です。

実際に自分でやってみて体験から学ぶのが最も勉強にはなりますが、非常に時間がかかりますし、お金もその分多くかかります。
ですから、すでに経験して知識を持っている人が近くにいたら、その人に聞いてみるようにしましょう。

一つ、どんな業種にも言えるのは、「必要かも?」というレベルで備品や設備を買わない、ということです。

例えば料理教室の場合、あったらいいけどなくてもいいものがたくさんあります。
食器は盛り付けるのにいろんな種類があると楽しいですが、いろんな種類を生徒さんの人数分そろえるとなると結構お金がかかりますし、収納場所もとります。

そういう場合は、シンプルで、どんな料理にも合う食器を購入しましょう。
お客様が自宅で再現しやすいように、ということであれば、どんな人でもたいてい持っている、丸くて白い食器を使って、映えるようにスタイリングする方法を教える方が喜ばれると思います。

同様に、自宅教室のためのインテリアも、凝りたくなるかもしれませんが、キリがないので必要最小限から始めましょう。
そして、お客様が来てくれるようになってから、教室が軌道に乗った段階で色々と揃えていけばいいのです。

自分の満足がお客様の満足につながるかどうかは、やってみないとわかりません。
まだわからないうちから、「必要かも?」と考えて出費を重ねるのはリスクです。

必要になった時に揃えていけばいいのです。

ちなみに私が初めてパン教室を開催した時には、プラスチックのボウルとスケッパーを人数分揃えただけで、あとは家にあるものを使いました。
なので、初期費用は5000円もかかっていません。

オーブンは最大3枚天板が入るものを持っていたので、生徒数は最大で3名と決めて告知しました。
オーブンを増やすという選択肢もありましたが、スペースと金額を用意するのに時間がかかりそうだったので、まず、今持っているものでできることから始めました。

今の設備で何人呼べるかな?と考えて始めると、ステップが低いので簡単に始められます。
まずはじめてみて、たくさん生徒さんがくるようになってきたら設備を増やす、ということでスタートするのがおすすめです。

自宅教室を開業するのに資格は必要?

次に、よくある疑問として、「自宅教室を始めるのに資格って必要ですか?」ということがあります。

これは、あなたがやりたい教室の種類によります。
国家資格がなければ開業できない(例えば美容師や医療関係など)場合はもちろん必要ですので、自分がやりたいことに関する法令を調べてみましょう。

一般的には、フランチャイズでの展開の場合は事前に資格の勉強や検定試験に合格する必要があるようです。

料理教室の場合は、必要な資格はありません。
栄養士や管理栄養士、調理師といった資格は、お客様から見て安心にはつながりますが、必須の資格ではないです。

最も大切なことは、「お客様に価値が提供できる状態かどうか」ということです。
資格がなければ開業や施術ができない以外は、経験が何よりも重要であるということを覚えておきましょう。

逆に、「資格を取ったら開業できる」という考えは、起業という視点からするとあまりよくありません。
資格はあくまでも、「お客様に価値を提供できるための知識と技術をつけるためのもの」です。
お客様に何も価値提供できないなら、いくら資格を持っていても起業はうまくいきません。

起業したいと言って私のところに来る方が必ずと言っていいほどおっしゃるのは、「資格の勉強とかしたほうがいいですかね?」ということなんですが、そういう場合には、「その資格を使ってどんなことができるようになるんですか?」と伺います。

起業や開業は、雇われる働き方とは違います。
あくまでも、お客様にとって良いものを提供できるかどうかで成功するかどうかが決まりますから、昇進するために資格取得が必要だった雇われ時代とは違う考え方を身につける必要があります。

極端な話、私は今、資格を取るためのテキストを購入しても、資格試験は受けないことがあります。
資格という他者から認められた肩書きがなくても、身についた知識や技術でお客様に価値提供できるなら、それで十分だからです。

あくまでも、資格はお客様に価値提供するための『ツール』です。
肩書きよりもあなた自身に経験という価値をつけていく、そちらを優先して考えていくようにしましょう。

自宅教室は開業届は必要?

自宅で教室を開業するのであっても、開業届は必須です。

材料費程度しかもらってなかったとしても、お客様からお金をいただく以上、その活動はプロとしての営業活動となります。
所轄の税務署を調べて、開業届を必ず提出しましょう。

提出には、書類を書いて印鑑を押せば、あとは税務署の方が登録手続きをしてくださいます。
空いていれば30分程度で完了する手続きです。

今はコロナの影響で、事前に予約が必要な場合も考えられますので、インターネットなどで調べて、必要であれば予約をしてから行くようにしましょう。

その際に、帳簿をきちんとつけて確定申告をする「青色申告」についても提出できます。
収益が上がった場合には税金面で青色申告のほうが有利ですので、ご自身で調べて必要であれば一緒に提出すると良いでしょう。

開業届が出ていなくて営業していることがわかった場合、追徴課税されることがありますし、自宅教室の評判も落ちますので、必ず出すようにしましょうね。

自宅教室の種類

ここで、自宅教室を開業する上で、主婦の方が始めやすい種類について解説します。

【自宅教室の種類①】料理教室

私がやっているのもこれです。
料理教室と言っても、おもてなし料理もあれば、パン教室もあるし、お菓子教室もある、ということで、かなり幅は広いです。

自宅のキッチンを使って教えることで、生徒さんが自分の家で再現しやすい、ということがあります。
自宅に今ある設備でスタートできますので、取り組みやすい種類といえます。

料理は食べることにつながっているので、そもそもニーズがありますし、昔からある教室形態なので、馴染みがあり、お客様にとってイメージしやすくお申し込みいただきやすいということがあります。

簡単に始められますし、自分が得意な分野に集客を絞ることで、ライバルとの差別化を図ることができます。
ライバルが多い=集客が難しいわけではないことは、私の実績からも証明されています。

食品を扱う仕事ですので、清潔感が最も重要です。
掃除をきちんと行うことや、食材の仕入れは前日に行うこと、保存方法を管理することなどが非常に重要です。

【自宅教室の種類②】ヨガ

狭いスペースでもマットが置ければできる、ということで、こちらも非常に人気がある自宅教室の種類です。
実際に幼稚園にお子さんが通っている時間だけで収入を得ている先生もいますし、効果が実感できればお客様が継続して通ってくれる可能性が高く、成功しやすいともいえます。

最近では、病院などが患者さん向けのサービスとしてヨガを開催することもあり、そこに講師登録されれば集客を自分でしなくてもお客様が集まってくれて、安定収入を得ることも可能になっています。
自治体の母親教室でも人気の講座なので、営業をすればするほど成功する可能性は高いと思います。

一方で、ヨガ教室は手軽に始められるために競合が多いので、料理教室以上に差別化が大切な種類でもあります。

ヨガに詳しい人ならわかるヨガの手法の違いも、素人にはわかりません。
ですので、自身が行うヨガについて説明をして、必要なお客様に届くようなマーケティングをしなければなりません。

一度効果を実感してもらえればリピーターになる確率が高い業種ですので、どんな症状に効くのか、どんなゴール設定をしているのかがわかるように、言葉にして伝える工夫が必要です。

【自宅教室の種類③】音楽教室

昔から自宅教室としてポピュラーな種類である音楽教室も不動の人気です。
個人ピアノレッスンは子供の人気の習い事として今も上位ですし、ニーズは常にあるので取り組みやすいと思います。

ピアノ以外にも、バイオリンやフルートなど、昔からある楽器の教室は人気ですし、最近はドラム教室が非常に人気です。
世界中に楽器はたくさんの種類があることを考えると、可能性は無限大であるといえます。

ピアノもそうですが、子ども向けの教室で成功するためには、「子どもに伝わる教え方ができるかどうか」が重要です。
子どもがわかるような言葉使いで教えられる先生は常に人気ですし、その評判が口コミで伝わって、さらに人気で予約が取れない状態になることがあります。
逆に、「あそこの先生は怖いし子どもが理解できなくて毎回泣かされる」などの悪評が立ってしまうと、一気に広がって生徒さんが離れることもあります。

自分が教わってきたやり方だけでなく、今の子どもたちがどんな言葉なら伝わるのか、テレビアニメや流行りの芸人さんなどを研究して、やる気を出せるような方法を常に考えることも必要です。

また、音が出る教室の場合は、近隣の方からの苦情が出ないように、防音設備などもあらかじめ作る必要があるでしょう。
マンションでの自宅教室を考えている場合は特に注意が必要です。

【自宅教室の種類④】アロマテラピー教室

リラクゼーションを提供する分野での自宅教室開業も人気です。
アロマオイルを調合してオーダーメイドで提供する教室もあれば、その都度おすすめのオイルを使ったマッサージも人気です。

一般的には、広いスペースが必要なく、ダイニングテーブルなどのスペースがあれば開業できるので、非常に取り組みやすい自宅教室の種類であるといえます。

私の知り合いのアロママッサージを自宅で開業している方は、マンションで、玄関に一番近いお部屋を施術ルームにして、そこは仕事用の部屋としていました。
リラックスしてもらうためにインテリアを整える必要がある、ということで、その部屋には家族のものは入ってこないようにしているということで、非常に人気を博していました。

お子さんと一緒に来た時でも、部屋のドアをしめて施術をすればそこからは出られないということで、お客様も安心してリラックスしていただけたようです。

ただし、マッサージ分野の自宅教室は、どうしてもお客様と2人きりになる時間が増えます。
ご予約の際に、例えば男性はNGにする、既存のお客様からの紹介のみに限定する、など、ご自身のプライバシーを守るための対策を考えることも、場合によっては必要かもしれません。

また、妊婦さんにはNGのアロマオイルを使ってしまって後々大きなトラブルにならないように、予約の際に注意事項をしっかりと書いて、対象ではない方が来ないようにする工夫も必要です。

施術の後のお茶が楽しみでリピートする、など、アロマ以外での楽しみを用意するとうまくいきやすいかもしれません。
無理のない範囲で考えてみるといいと思いますよ。

【自宅教室の種類⑤】手芸教室

ハンドメイドは毎年新しいものが流行ってくるので、教えるという分野の自宅教室としては非常にメジャーです。

ポーセラーツ、編み物、パッチワークなど、自宅教室として種類も人気も確実にある種類ですし、自分の趣味と仕事が同時にできて一生楽しめる起業の方法ともいえます。

ただし、参入がしやすいということは、ライバルも増えるということです。
ここでも、ライバルとの差別化が非常に重要です。

同じパッチワークでも、どんな人向けなのかをはっきりさせるのも一つの方法です。
上級者向けの教室に初心者が来てしまうと、みんなとの差が大きすぎて、初心者の方も「私には無理」と思わせてしまうこともありますし、上級者の方からすると、「初心者にばかり教える時間をかけていてずるい」ということになり、お客様が離れてしまうこともあります。

どんな自宅教室の種類であっても言えることですが、「ターゲットを絞る」のは非常に重要です。
この教室にどんな生徒さんが来たら、お互いに幸せになれるのか、誰なら満足させてあげられるのかをしっかりとイメージして、集客をしていくようにしましょう。

また、流行り廃りがある種類だからこそ、ブレない軸を持つことも重要です。
その年に編み物が流行っているから編み物を教える、次の年はパッチワークを教える、と、流行を追うと、何の専門家にもなれません。
集客のためには、「〇〇の専門家」になるのが重要です。

流行を追わず、自分が本当に詳しくて何を聞かれても答えられる、という分野がないと、ハンドメイドでの起業は難易度が高いものになります。
敷居が低いものほど専門家になる、ということを意識して取り組むようにしましょう。

【自宅教室の種類⑥】学習教室

学習教室も、自宅教室の種類として大変メジャーな種類です。

公文や学研など、学校での勉強全般を教えるフランチャイズの教室もあれば、個人の学習塾を開講している方もたくさんいます。

最近では、自宅で英会話教室を開催している方もいて、主婦が自宅で教室開業すると思った時に、一度は考える種類ではないでしょうか。

私も、一度、不登校の子向けの学習サービスをできないか、と思って大手フランチャイズ学習教室の説明会に参加したことがあります。
その時に感じたのは、「先生の熱意があるかどうかが成功の分かれ目だ」ということです。

集客は、大手の看板で個人でやるよりも簡単かもしれませんが、その分、ロイヤルティが高いです。
収益は、収入と支出のバランスですから、自宅教室のメリットでもある固定費の低さが、ロイヤルティで上がってしまうことは知っておいた方がいいでしょう。

ですが、「子どもたちに教えることを仕事にしたい」と感じる先生からすると、集客が比較的安定していて自分で方法を作り上げる必要がない、フランチャイズでの働き方はメリットも大きいのかもしれません。
実際に、フランチャイズで成功している先生は、自分で保護者向けのお手紙を発行したり、生徒個別のファイルを自分で作ったりして、同じ手法でも個別対応を取りながら進めているそうです。
その頑張りが保護者様に伝わり、さらに生徒が集まる、という良い循環が生まれるそうです。

自分で方法を考えたり、集客のためのマーケティングを学ぶのは嫌だけど、子どもたちの成長を心から応援したいと思っている方には、しばりがあってもフランチャイズで初めからバリバリ働くのもいいかもしれませんね。

子ども料理教室の開き方

ここまで自宅教室の開業についてお話ししてきましたが、いかがでしたか?

ここで、私がおすすめする自宅教室の種類である、子ども料理教室の開業方法についてお話しします。

料理教室の分野でもありますが、最近は、料理が子どもにもたらす良い影響に非常に注目が集まっており、学習教室としてお子さんを通わせたいという親御さんも増えていますので、これから自宅教室を開業しようと思っているなら一つの可能性として知っておいてください。

子ども料理教室は、子どもに料理を教える教室です。
食育活動としても注目を集める新しい分野で、子どもに料理を習わせたいと思う人の人数に対して、まだ教室数が少ないので、集客も簡単です。

実際に、私がやっている教室は非常に人気で、毎年のコースレッスンはキャンセル待ちが出て、キャンセル待ちの方だけで翌年のコース参加者が埋まってしまうことも多々ありました。

ただし、子どもに料理を教えるためには、大人に教えるのとは違う教え方をしなければなりません。
大人が当たり前に知っている「包丁は切れる」ことを、子どもは実はよくわかっていないことがあるからです。

そういう意味で、講師がしっかりと学ぶ必要があり、専門的な知識を持つプロとしての活動であるために参入がしにくい=ライバルが増えにくい分野であるともいえます。

もしあなたが子ども料理教室を開きたいと思うなら、まず、子どもがわかるように料理を教える方法を学ぶ必要があります。
この記事の下に、私が書いた電子書籍「年少さんから クッキング子育てをはじめよう」のリンクを載せました。
手法の基本的な部分を学んでいただけるように書いてありますので、興味がある方はぜひそちらをご覧ください。

子ども料理教室を開催すると、お子さんだけでなく保護者様も教室のファンになってくださいます。
その結果、平日に大人向けの教室を開催すると、保護者様が予約してきてくださる、ということも発生します。

料理教室を開催したい方にとっては、集客も楽になり、お客様一人当たりの単価も上がって、運営が非常に楽になります。
子ども料理教室を開催したいと思う方には私から、教え方からマーケティングまでお教えするコースもありますので、どうぞコメント欄からお問い合わせくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

自宅教室を開業したい方にとって、いちばんのハードルとなるのは、「何から始めたらいいかわからない」ことだと思います。
そこの不安は、周りの経験者に聞いてみるのが一番です。

もし誰もいない場合は私に聞いてください。
自宅教室を開業しても、ほとんどの方が年収50万円に満たない、という世界ですが、私がこれまで取り組んできた事例をお教えして、成功へつながるあなたの行動を応援することは可能です。

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読んでくださりありがとうございました。

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